諏訪かおる幼稚園は、1965年(昭和40年)に創立し、地域の皆様、卒園児の皆様、そしてその保護者の皆様に支えられ、おかげさまで59年の歴史を刻むことができました。
園では、これからも、感謝の気持ちを持ち続け、地域に愛される幼稚園でいられるよう努力してまいります。
さて、この50年間でご家庭と子ども達を取り巻く社会環境は、大きく変わりました。しかしながら、子ども達に身につけて欲しいものに変わりはありません。
園では、時代の変化に対応しながらも、幼児期に身につけて欲しい基本的な生活習慣や社会的態度、「思いやり、やさしさ、頑張る心、忍耐力」など数字では表すことができない力を、遊びや体験をとおして育成していきます。その一助として、五感や運動感覚を向上させるために、リトミックや体操教室と英会話教室を年少児から、ピアノ教室を年中児から行います。
また、年間行事として運動会やクリスマス発表会、交通安全教室、じゃがいも掘りやさつまいも掘りなど他にもたくさんの季節行事を行いながら、のびのびとした表現活動を通じて、豊かな情操と想像力を培います。
コミュニティ不足、またそれが引き起こす痛ましい事件が世間に暗い影を落とす中、子ども達が生み出すエネルギーは人と人とをつなぎ、夢を紡ぎだします。保護者の皆様が子育てを楽しみ、子ども達の背中をそっと押し、声援を送ったりできるもの、そんな幼児教育を諏訪かおる幼稚園は目指します。
園長 小野芳樹